講演内容
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特別講演 K3
2015.1.30(金) 17:10-18:10
データの見えざる手: ウエアラブルが明かす人・組織・社会の法則
10年前から先行してビッグデータやウエアラブルに取り組んできた実績を元に、データをマネーに換える原則を事例を踏まえて紹介します。ビッグデータは、人工知能と組み合わせることで「使うほど新たな儲けを生む新世代の情報システム」を可能とします。2014年7月の出版直後から「目から鱗」と話題を呼び、科学技術書として異例のベストセラーになっている『データの見えざる手』の背後にある考え方を、著者自ら説き明かします。
【講演者情報】
株式会社日立製作所
中央研究所 主管研究長
矢野 和男 氏
1984年株式会社日立製作所に入社。中央研究所で半導体の研究に従事し、世界初の単一電子メモリの室温動作を実証した。2003年頃から世界に先駆け、ビッグデータの収集・活用技術に取り組む。人のコミュニケーションや身体運動などを記録した「ヒューマンビッグデータ」から、時間の使い方・組織運営・経済現象などの人間行動や社会現象を解き明かし、人間と社会に関する認識を根底からくつがえす科学的新事実を示してきた。論文被引用件数は2500件を超え、特許出願も350件以上。工学博士。東京工業大学連携教授。IEEE Fellow。日立返仁会総務理事。