講演内容
-
12:00
12:45
ランチョンセッション L4
2016.1.29(金) 12:00-12:45
日本におけるサイバー攻撃の実情 –セキュリティ侵害は防げない–
大企業・組織を狙った標的型攻撃による被害は後を絶たず、標的となった企業による情報漏えい事件は後を絶ちません。ファイア・アイの実環境で行った調査レポートでは、調査対象組織の実に96%が何らかのセキュリティ侵害を受けている事実が明らかとなりました(*¹)。サイバー攻撃によるセキュリティ侵害が不可避となった今、企業は侵害を想定した対策を講じることが求められます。
本セッションでは従来の「防御型」のセキュリティ対策を超えた、マンディアントの専門知識、脅威情報(インテリジェンス)を駆使した高度なサイバー攻撃対策を解説します。
(*¹)「続・サイバー・セキュリティにおけるマジノ線:実環境におけ
る多層防御モデルの有効性を追跡調査」【講演者情報】
ファイア・アイ株式会社
FireEye Labs. シニア・スタッフ・リサーチ・アナリスト
本城 信輔 氏
FireEye Labsにて日本およびアジア太平洋地域におけるAPT攻撃やマルウェアの解析および動向調査を行っている。アンチウィルスベンダーにおいては、10年以上に渡るマルウェア解析業務、および定義ファイルの作成経験がありメディアや講演を通じては、マルウェアによるサイバー攻撃についての情報提供を行ってきた。
著書に「PCのウイルスを根こそぎ削除する方法」(技術評論社)がある。