講演内容
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Day2
9:30
10:30
基調講演 K3
2014.9.5(金) 9:30-10:30
最先端医療ICTソリューションと3Dプリンティング
モバイル端末やタッチパネルインターフェイス、ロボット技術などの医療活用がすすみ、最先端医療とヘルスケアの距離が縮まりました。
近年はさらにプロジェクションマッピングやジェスチャーコントロール、ウェアラブル端末なども一般し、あらゆる情報を直感的に扱えるようになっています。
さらに最近はこうした可視化の先に、医療情報の可触化が注目されています。3Dプリンターにより医療情報そのものを立体的に再現し、生体の質感まで再現し触覚を得ることができる技術、Bio-Texture ModelingⓇを開発しました(特許)。ICTソリューションによる医療とヘルスケアの可視化・可触化技術を、医療現場の視点からわかりやすく楽しくご紹介します。
みなさんの身近ですでに始まっている医療イノベーションを体感してください。【講演者情報】
神戸大学大学院 医学研究科
内科学講座消化器内科学分野 特命講師
杉本 真樹 氏
医師・医学博士。1996年帝京大学医学部卒。帝京大学病院外科、米国退役軍人局パロアルト病院を経て現職、帝京大学客員教授、千葉大学客員准教授、群馬大学客員准教授を兼任。
医用画像処理、医療ICTシステム、手術支援、低侵襲内視鏡手術や手術ロボット、3Dプリンターによる生体質感造形など、最先端医療技術の研究開発により、医学系学術会議で学会賞を多数受賞 (国際11件、国内8件)。国から認定を受けた先端医療産業特区、生命医学イノベーション創出リーダー養成プロジェクト等の推進を通じ、医療関連産業の集積による経済活性化、科学教育、若手人材育成を精力的に行っている。
また医療・教育・ビジネスなどの多分野にてプレゼンテーションセミナーやコーチングを多数開催。
主な著作:『医療者・研究者を動かす インセンティブプレゼンテーション』(KADOKAWA /アスキー・メディアワークス 2014)他、多数。