講演内容
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Day1
13:00
13:50
事例セッション D1
2018.9.6(木) 13:00-13:50
AIを用いた臨床試験効率化の取組み
ひとつの医薬品を創製するには数百億~1千億円規模の開発投資と十年前後の長い時間を要しますが、その中でもっともコストがかかる臨床試験の効率化に、当社と日立製作所の協創によって取り組んだ事例をご紹介します。
「どこから手をつけるか」の議論を経て、当社の医薬品開発のノウハウと自然言語処理をはじめとする日立のAI技術を掛け合わせた事例を、異業種の方々にもご参考になるようにお話しいたします。【講演者情報】
田辺三菱製薬株式会社
執行役員 フューチャーデザイン部長
清水 良 氏
1989年田辺製薬に入社、研究所に配属されてコンピュータシミュレーションや機械学習の創薬応用に従事。2007年の田辺三菱製薬発足時に経営企画部へ異動し、2011年情報システム部長、2014年経営企画部長、2017年フューチャーデザイン部長兼ICTマネジメント部長、2018年4月より現職。デジタル技術の応用による医薬品ビジネスの競争力強化と、従来の製薬企業の枠を越えた新規ビジネスの起ち上げに奮闘中。